6/29 Today’s buzz news
Nintendo Switchの発売からすでに6年が経過しており、そろそろ後継モデルが登場しても不思議ではない。
そんななか、任天堂の古川俊太郎社長が後継機に言及し、後方互換性、つまり「スイッチのソフトも動く」可能性を示唆する発言をしたことが注目を集めている。
任天堂は6月27日、23日に行われた株主総会での、株主と古川社長の質疑応答をまとめた文書である、「第83期 定時株主総会 質疑応答」を公開した。これまで任天堂はスイッチ後継モデルへの言及を避けてきたが、今回は「将来のハードウェア」や「次世代機」の存在を前提とした回答が述べられている。
古川社長は、まずNintendo Switchで購入したダウンロードソフトの引き継ぎに関しては「将来のハードウェアの仕様について、常にさまざまな検討を行っていますが、この場において将来のハードウェアに関する具体的なコメントは控えさせていただきます」と従来通りの対応。
しかし、株主から「次世代機への移行について具体的な施策」を問われた古川社長は、かなり踏み込んだ発言をしている。
古川社長は「次世代機への移行に関しては、以前はハードウェアだけが当社がお客様とつながる手段であり、ハードウェアが新しくなるとお客様との関係を再構築していく必要がありました」と前置き。ファミコン、スーパーファミコン、NINTENDO64と変化していったことを指しているのだろう。
その一方「Switchに関しては、ニンテンドーアカウントを介してさまざまなお客様と直接つながることができています。ニンテンドーアカウントは、ゲーム専用機由来だけではなくモバイルアプリ由来も含
めて、世界中で多くの方に作成いただき、アカウント数は 2 億 9,000 万以上となっています。
Nintendo Switch から次世代機への移行においては、ニンテンドーアカウントを活用しながら、お
客様にうまく移行していただけるように努めていきたいと考えております。」と続けている
。これは「ニンテンドーアカウントで顧客の個人データが引き継げる」ようにするということ。だが、かつてのハードウェアの更新を断ち切り「お客様との関係」にユーザーのソフト資産が含まれるなら、後方互換性を備えるとも受け取れる。そのことを、古川社長も意識していた可能性は高いだろう。
ともあれ任天堂がゲームプラットフォーム企業である限り、すでに社内で次世代ハードを準備していない方が不自然だろう。
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